【New!】愛知教育大学地理学教室OB豊田・みよし支部の巡検(2018.8.18)

 

2018年8月18日、愛知教育大学地理学教室OB豊田・みよし支部の巡検で、今年は静岡県牧之原市の相良油田と御前崎市の浜岡原子力発電所に行きました。

 相良油田は、明治時代になって原油が発見され、手堀りで採掘の始まった太平洋沿岸唯一の油田です。現在は採掘が停止されていますが、いきなり自動車が動かせるぐらい大変質の良い原油が採れたということで、最盛期には油田村が形成されていたそうです。

 また、東日本大震災を受けて今は停止中の中部電力・浜岡原子力発電所では、南海トラフ地震の津波襲来でも電力供給システムに影響が出ないよう、海抜22mの防波壁や200か所の防水扉が建設されたりするなど、その強固な防災対策を見学することができました。こうした巡検を通じて、日本のエネルギー事情が将来どうどうあるべきなのか?ということを考えざるを得ない、そんな貴重な機会となりました。

2018年度愛知教育大学地理学会、開催されました(2018.6.30)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ↑ ご講演中の岩崎先生

 

 2018年6月13日(土)、愛知教育大学地理学会が開催されました(於 教育未来館 多目的ホール)。

 

 総会では、昨年度まで愛教大教授だった岩崎公弥先生が、評議員になることが決定されました。総会のあと、2つの発表と1つの講演が行われました。

 

 発表は、昨年度卒業した加藤直真さんの「河川空間を活かしたまちづくり−愛知県岡崎市乙川の『かわまちづくり』を事例に−」と、愛教大非常勤講師の水野雅夫先生による「私の社会科地理教育学への歩み-教職35年間を振り返って−」でした。

 

 最後に岩崎公弥先生のご講演が行われました。タイトルは「近代遠賀川流域誌-石炭産業と地域の変化-」ということで、先生のふるさとであり、現在お住まいの地域をとりあげた、大変興味深い内容でした。

 

 今回の参加者は学生を含めて約70名でした。

 

 学会終了後には、藤田会長、阿部副会長、寺本先生、岩崎先生と常任委員で反省会を行いました。

 

 

 

 来年度はもっと多くのOBOGの方々のお越しをお待ちしております。

 

 OBOG,先生方、そして地理学を愛する方々の交流の場になればいいと思っています。

 

豊田・みよし支部総会・懇親会(2018.6.8)

 

 2018年6月8日(金)18:30~、壺中庵(豊田市小坂本町)にて、愛知教育大学地理学
教室OB・OGの豊田・みよし支部総会・懇親会が開催されました。

 大学からは阿部和俊先生、伊藤貴啓先生、近藤裕幸先生、阿部亮吾先生が出席して
OB・OGとの懇親を深めました。

 なお、当日は所用により参加できませんでしたが、今年度から2017年度卒業の加藤
大智先生(豊田市立則定小学校)も加わって、よりいっそう充実した会になることが
期待されます。

 

2018年度 愛知教育大学地理学会大会のご案内(2018.5.22)

 

 2018年度の愛知教育大学地理学会大会を下記の通り開催致します。

 

 ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。

 

1 期 日: 2018630()

 

2   場:愛知教育大学 教育未来館3F 多目的教室

(448-8542 愛知県刈谷市井ヶ谷町広沢1)

 

3 内 容:(受付は12:00開始)

 

  11:30-13:00 役員会 (教育未来館2F 2A教室)

 

  13:00-13:50 総会(教育未来館3F 多目的教室)

 

  14:00-14:30 発表① 加藤直真(愛知教育大学 平成29年度卒業生)

   「河川空間を活かしたまちづくり−愛知県岡崎市乙川の『かわまちづくり』を事例に−」

 

  14:40-15:30 発表② 水野雅夫(愛知教育大学非常勤講師)

   「私の社会科地理教育学への歩み-教職35年間を振り返って−」

 

  15:40-17:00 講演  岩崎公弥(愛知教育大学名誉教授)

   「近代遠賀川流域誌-石炭産業と地域の変化-」

 

4 その他

  一般の方の参加も自由です。

  ぜひいらっしゃってください。

 

卒論テーマ発表(2018.5.16)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2018年5月16日(水)、新4年生の卒論テーマ発表が行われました。

 

 2年生、3年生も参加して、質問が多くだされ、最近の中ではもっとも議論がされていました。

 

 今回の、卒論テーマは以下の通りです。

 

<都市地理>
・伝統的工芸品の現状と生存戦略ー愛知県岡崎市「岡崎石工品」を事例にー
・登山者の信仰意識からみた霊峰・立山
・弓道具における生産・流通・販売・消費構造の変容
・地方都市におけるスポーツツーリズムの実効性の検討ー愛知県新城市を事例にー
・愛知県常滑市における産業観光の現状と持続可能性
・名古屋市におけるアマチュアオーケストラの活動空間
・都市景観からみる架空配電設備の立地

<農業地理>
・愛知県西尾市における「西尾の抹茶」ブランドの形成要因
・愛知県西三河地方におけるきゅうり生産への技術導入と生産農家のその影響
・中京競馬場周辺における「ギャンブル空間」の形成
・愛知県半田市における乳肉複合経営の地域分化
・岐阜県海津市南濃町における野生鳥獣による農業被害への対策
・環境制御によるキク栽培への影響ー愛知県田原市を事例にー
・木質バイオマス燃料買収制度が素材生産業者に与える影響ー岡山市真庭市バイオマスタウンを事例にー
・観光客の空間的特性からみる観光による町おこしの現状と課題-豊後高田市『昭和の町』を事例として-

<地理教育>
・中学校におけるGIS提示型の授業実践と成果と課題ー愛知県公立中学校を事例にー
・南海トラフ地震警戒区域における子どもの防災教育と防災意識についてー三重県四日市市を事例にしてー
・社会科との関連を図った「食育」実践の効果と課題
・大都市近郊における子どもの遊び空間の世代間変化ー愛知県稲沢市を事例にしてー
・小学校社会科の地域学習単元における食文化教育の可能性ー愛知県一宮市モーニング文化を事例にしてー
・小学校社会科を対象としたGoogle Earthを活用した問題解決型GIS教材の開発と実践
・動態地誌的方法を用いた深い学びを実現するための地理授業の実践とその効果ー小学校5学年「我が国の国土のようす」を例にしてー

 

 

 

岩崎公弥先生最終講義・御退官祝賀会(2018.3.3)

  

2018年3月3日(土)、愛知教育大学において、岩崎公弥先生の最終講義および御退官祝賀会が行われました。

 

現役学生・OBOG・教育関係者・元同僚の皆様が、最終講義に約60名、祝賀会に約30名集まりました。

 

最終講義(於教育未来館)は、「近世尾三治水考」と題して、岩崎先生のこれまでの研究成果をご発表いただきました。発表後、会場からも多くの感想や質問などがでて、とても盛況でした。

 

祝賀会は、生協(HANDS)に会場を移し、岩崎先生を囲みながら、温かい雰囲気の中行われました。昔のOBOGから最近のOBOGにいたるまで、楽しいお話があり、岩崎先生のお人柄が伝わる内容ばかりでした。

 

また、岩崎先生お手製のスライドショー(音楽付き)もあり、会場は盛り上がりました。なつかしい写真が披露される度に歓声が沸いていました。

 

岩崎先生は御退官後は、ふるさとの九州へお帰りになられます。

しかし、次年度は非常勤講師(集中講義)などでお世話になることになりました。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

2017年度卒業論文発表会

 

 

 2018年2月3日(土)、卒業論文発表会が行われました(10:00〜16:50)。

 参加者は、2〜4年生60名です。

 発表の題目は以下の通りです。

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渡辺 惣一朗「地理教育に対する中学校教員の苦手意識から考える授業指導例集ー日本の諸地域 中国・四国地方を事例にして」(教育)

加藤 直真  「河川空間を活かしたまちづくりー愛知県岡崎市乙川「かわまちづくり」を事例にー」(都市)

加藤 大智  「豊田市足助地区における空家移住者の特性」(農業)

宇野 奈苗  「御油一見附宿間における東海道と本坂通の通行の実態」(歴史)

 

伊藤 愛  「⻄尾市におけるイチジク産地存続への農業塾の効果」(農業)

浅井 康雄 「近世近代における旧岡崎宿の町別業種別商家数からみる商業の変化」(歴史)

城山 武典 「名古屋市における禁煙空間の形成と喫煙行動」(都市)

光崎 真司 「地理的視点を取り入れた博物館のワークシートの作成ー一宮市博物館を事例としてー」(教育)   

 

⻄谷 拓馬  「地域貢献活動からみたプロ野球独立リーグの運営」 (都市)

脇田 倫宏  「『社会的な見方・考え方』を生かした社会科副読本の作成と効果」(教育)

原井川 末樹 「豊橋・田原地域における農産物直売所が出荷農家に与えた影響」(農業)

白井 駿太郎 「『尾張徇行記』にみる近世尾張の宗派別寺院分布」  (歴史)

 

荒川 皓平 「近世犬山城下町における祭礼形態の変遷」(歴史)

⻑谷 昇知  「愛知県⻄三河地域における小学校3・4学年社会科地域学習の実態と課題ー安城市・知立市・刈谷市の副読本利用と地域観察の実態からー」 (農業)

赤坂 亮輔 「歴史資源を活かした魅力創出と『観光まちづくり』ーあつた宮宿会を事例としてー」(都市)

木下 雄太郎 「事例学習が世界に関する知識・イメージに及ぼした影響ー高校生と大学生の比較を通してー」(教育)

 

金森 星哉  「近代の三重県における人口変動と産業の関係性」(歴史)

林 優介  「小学校統廃合をめぐる論争と地域住⺠の『場所への愛着』」(都市)

荒木 隆寛 「中学校における通学マップを活用した地域学習の実践」(教育)

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発表会の終了後は、知立に移動して、追い出しコンパでした。

みんな楽しくお酒やジュースを飲んでいました。

4年生は長い間お疲れ様でした。

3年生はあと1年です。がんばってください。

愛知教育大学地理学会大会および歴史地理学会大会、終了(2017.6.17〜19)

 

 

 2017年6月17日(土)、18日(日)、19日(月)、愛教大地理学会大会(歴史地理学会共催)が、愛教大第二共通棟で行われました。

 

 

 17日は、それぞれの学会の総会が行われ、午後には歴史地理学会が第60回の記念大会ということで、記念公開講演会が行われました。

 

  その記念公開講演会では、愛教大地理学会会長の藤田佳久先生(愛知大学名誉教授)が「幕末期に上海を訪れた日本人藩士たちと岸田吟香の行動空間」、岩崎公弥先生(愛知教育大学)が「尾張藩士水野岷山の治水思想」を発表なさいました。

           

 

 

 

     

 

 

  

       

  

  

 

 

   岩崎公弥先生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤田佳久先生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 17日の夕方には懇親会も行われ、大勢の人たちでとても賑わっていました。

 

 

 

 

 

 18日の研究発表会では、愛教大地理学教室OBの片平樹さんが「体験活動によるスキー観光地における観光の通年化ー長野県飯山市斑尾高原・戸狩を事例にー」を発表、会長の藤田先生から、お褒めの言葉をいただいていました。

 

 

 

 

 

 

 

 今回の学会運営は、3年生の皆さんの協力なしにはできませんでした。忙しいにもかかわらず、力を貸して下さり、ありがとうございました。

 

 

  お手伝いの3年生(一部)→

 

ここで学ぶことの意味 -地理学と地理学専修-

 

地理学とは,どのような学問でしょうか?地理と聞いて思い浮かべるのは,きっと中学校社会科の地理的分野や小学校・中学校の地図のことでしょう。地図をみるのは楽しかったけれど・・・という人がいるかもしれません。だから,地理学と聞くと,何か不安を感じる人もいるかもしれないと思います。


 では,地理学とは何でしょうか。ここでは何が学べるのでしょうか。本学の大学案内では,「地理学とは,場所によって異なる地域性を究明するとともに,土地と関わりを持って存在している諸現象間の結びつきを地域毎に比較研究することを目指す」学問としています。本専修のホームページトップの写真を思い出してください。皆さんの周囲にも,あのような非対称形な枝ぶりを示す木々があるかもしれません。では,そのような木々から風の吹く方向や強さがわかるとしたら,どうでしょう。

(http://www.geog.aichi-edu.ac.jp/Geo/)


 あのような樹形の木々は偏形樹と呼ばれます。大学の松は伊吹おろしと呼ばれる季節風によって,風の吹き付ける側と風下側で枝の成長に差異が生じたわけです。とすると,このような樹形を示す木々を探すと季節風の吹送方向がわかり,樹形の傾きによって風の強さを数値化できるということになります。これを研究する分野は自然地理学の気候学になるわけですが,これは地域の特性を植生と気候の関係から明らかにしていくわけです。つまり,これが「土地と関わりを持って存在している諸現象間の結びつき」ということになります。自然現象以外にも,人文現象も対象に,各地域毎に比較研究することで,各地域に共通してみられる地域原理を探し出すとともに,各地域の特色を明らかにするのが地理学ということになります。


 地理学専修では,主な進路が教員であることに鑑み,教育現場で必要とされる「地理的見方・考え方」を養うことを目的にしています。何気なく見ていた風景のなかに,実はその土地毎に意味や秩序があり,それを見つけだすツールをたくさん持った学生を教育界ほかに送り出すことが私たちスタッフの願いです。そして,このような見方・考え方で,地域学習や総合的学習の実践などをリードする人材になってくれればと願っています。